東京都府中市に本拠を置くラグビー・トップリーグの東芝、サントリーに所属するW杯イングランド大会日本代表による報告会が24日、同市で約4000人のファンを集めて行われた。東芝、サントリー所属の9人の日本代表選手が参加。リーチ・マイケル主将(27=東芝)は「こんなにたくさんの人が来てくれるとは感動しています」と笑みを浮かべた。

 強豪の南アフリカを含めたW杯の3勝は、午前6時から午前午後の3部練習を敢行した地獄の宮崎合宿のたまもの。最年長と最多のキャップ数を誇る大野均(37=東芝)は「夢なんじゃないか。目が覚めたら宮崎のベッドの上と思うときもある」と、「ラグビーブーム」に喜びつつも、いまだに半信半疑の様子だった。

 11月13日からはトップリーグが開幕する。畠山健介(30=サントリー)は「サントリーと東芝が決勝で戦えるように頑張る」と府中市に本拠を置く両チームの健闘を誓っていた。