日本スケート連盟は24日の理事会で、2015~16年シーズンの最優秀選手に相当するJOC杯受賞者としてスピードでは女子の高木美帆(日体大)を選んだ。世界距離別選手権の団体追い抜きで2位に貢献し、マススタートで3位に入った。フィギュアの最優秀選手は30日開幕の世界選手権(米ボストン)終了後に決める。

 スピードで団体追い抜きのメンバーだった高木菜那(日本電産サンキョー)押切美沙紀(富士急)ら、ショートトラックは16歳の吉永一貴(愛知・名古屋経大市邨高)らが優秀選手。フィギュアはグランプリ・ファイナル3連覇を果たした男子の羽生結弦(ANA)ら7人が優秀選手として名を連ねた。浅田真央(中京大)は世界選手権で3位以内なら選ばれる。