競泳平泳ぎのリオデジャネイロ五輪代表、小関也朱篤(24=ミキハウス)が「プラチナボディー」で5000万円をゲットする。

 21日、成田空港から、高地合宿先のスペイン・グラナダに出発した。昨年末から3度目の高地合宿。今回は週3回の筋トレを予定するなど、体作りが主なテーマになる。「筋量を増やして脂肪を減らす。プラチナボディーをつくる」と藤森善弘コーチ。小関も「全体的にワンランク上の体にしたい」と意気込んだ。

 所属のミキハウスからは金メダルなら破格の5000万円の報奨金を約束された。昨年結婚した妻とはまだ挙式をしていないだけに「五輪後に海外で式を挙げたい」と、妻のためにも「プラチナボディー」で世界の頂点を目指す。5月中旬に帰国。ジャパンオープン(20日開幕、東京辰巳国際水泳場)出場後、6月からは米フラグスタッフで五輪前最後の高地合宿を予定している。北島康介氏が引退した今、日本のエースとして、お家芸を守る決意は強い。