フィギュアスケート選手で子役としても活躍する本田紗来(さら=9)が3日、京都市内で「京都アクアリーナ アイススケートリンク オープニングイベント」のエキシビションに登場した。

 全日本ノービス選手権(10月21~23日)のノービスB女子で、最年少ながら4位入賞したときと同じ「Over the Rainbow」の演技を披露。約300人の観客から拍手を送られ、「後半は転倒してしまったけど、3回転トーループなどはできた。85点」と笑顔で振り返った。

 この日は、本田家の三女で女優の望結(12)が不在のため、昨季の世界ジュニア女王の次女真凜(15)に化粧と髪のセットをしてもらい「試合とエキシビションは違うから、楽しく滑っておいで」と送り出されたという。「お姉ちゃんの言ったとおり楽しくすべれました」と声を弾ませた。

 現在は12月17日に行われる京都府民総合体育大会に向けて3回転サルコーを練習中。本田家の末っ子は「ジャンプが得意。サルコーとトーループを成功させて優勝したい」と意欲を語った。