クボタが09年度以来7季ぶりに神戸製鋼から白星を挙げ、入れ替え戦回避を確定させた。

 前半は8-13で折り返すも、14人の神戸製鋼に対し、後半は相手陣での攻撃機会が増えた。11-13の後半19分には、インゴールへのキックに16年リオデジャネイロ五輪7人制日本代表のFB合谷和弘(23)が反応し逆転トライ。以降は緊迫した展開をしのぎきった。

 ノーサイドの笛と同時に、フィフティーンは抱き合って喜びを表現。日本代表のCTB立川理道主将(27)は「勝ったことが素直にうれしいです。でも、入れ替え戦どうこう言っている時点でレベルは低い。来季はそういう話じゃなく、もっと高いところでやりたい」と振り返った。14日の最終節は、東京・秩父宮でNTTコミュニケーションズと対戦する。