フィギュアスケート女子の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)が14日、東京・西東京市で行われたアイスショー「プリンスアイスワールド」の記者会見に出席し、今季の新プログラムについて初めて公の場で語った。

 ショートプログラム(SP)はバレエ音楽「ドン・キホーテ」の「ジプシーダンス」で、フリーは、映画「007」シリーズ第23作目の主題歌「スカイフォール」と11日に発表したばかり。樋口は「いろんな方が使っている曲なので、自分らしさを出すのが大変かなと思っていたんですが、シーズンまでに自分らしさを出せたらいいと思います」と意気込みを話した。大技トリプルアクセル(3回転半)は習得に向けて練習中。今年4月には、フリー冒頭に組み込む予定と話していたが、「試合では今までの構成かと思います」と、試合では挑戦しない方向であることを明かした。

 直後のショーでは、エキシビション曲の「ハレルヤ」を披露したほか、プリンスホテルのベルガール姿でも滑り、観客を沸かせた。