五輪クイズ第4回は1976年モントリオール大会です。バレーボールで日本女子が金メダルを獲得。女子体操には10点満点連発のニューヒロインが現れました。各文章の中に1カ所だけ間違いがあります。探してみてください。


Q1

 日本女子バレーボールが東京以来3大会ぶりに王座に返り咲きました。決勝で宿敵ソ連に3-0で快勝するなど全5試合失セット0の圧勝。セッター松田紀子とエース白井貴子の速攻は稲妻攻撃と言われました。連覇を狙った男子は準決勝で優勝したポーランドに敗れました。


Q2

 女子体操でスターが誕生しました。ルーマニアの14歳、ナディア・コマネチは団体総合の段違い平行棒で五輪史上初の10点満点を出したのを皮切りに計10度の10点を記録。個人総合、段違い平行棒、平均台で金メダルに輝きました。純白のレオタードと容姿から「白い妖精」と呼ばれました。


Q3

 東ドイツが金メダル40個を獲得して49個のソ連に次ぐ2位、34個の米国を上回りました。初の単独参加だったメキシコ大会の9個からミュンヘン大会ではソ連、米国に次ぐ20個と躍進が続きました。近代五輪以降、米国が金メダル獲得数で3位に転落したのは2度目のことでした。


Q4

 ボクシング・ライトウエルター級金メダルのレイ・チャールズ・レナード(米国)は翌77年にプロ入り。シュガー・レイ・レナードとして世界5階級を制しました。ライトヘビー級レオンとミドル級マイケルのフレージャー兄弟(米国)も金。後に2人とも世界ヘビー級王者になりました。


4問正解 →金メダル あなたは立派な「五輪博士」です

3問正解 →銀メダル 次回こそ頂点目指して頑張って

2問正解 →銅メダル 実力は十分でもまだ世界は広い

1問正解 →予選敗退 運動も勉強も反復が大事なんだ

正解ゼロ →練習生 日刊スポーツ読んで勉強しよう


答え

(1)「稲妻攻撃」ではなく「ひかり攻撃」です

(2)「10度」ではなく「7度」です

(3)「2度目」ではなく「初めて」です

(4)「フレージャー兄弟」ではなく「スピンクス兄弟」です