Bリーグのアルバルク東京は26日、都内で17~18年シーズンの新体制を発表した。昨季リーグ、全日本総合選手権ともベスト4で終わったことを受け、前日本代表監督代行のルカ・パヴィチェビッチ新監督を招いた。筑波大4年の馬場雄大(21)、京都から小島元基、秋田から安藤誓哉ら日本代表クラスの若手獲得と、外国人選手の総入れ替えを断行した。林邦彦社長は「目標はBリーグチャンピオン。20年東京五輪に日本代表を数多く輩出できるチームをつくりたい」と宣言した。

 パヴィチェビッチ監督は「アグレッシブで堅固なディフェンスと、柔軟性を持ち賢く攻めるオフェンスがチームスタイル。オフにはこれから必ず成長する若井選手を獲得できた。すべての選手がディフェンスもオフェンスもできる。チームの層は厚い」と胸を張った。馬場は「A東京を選んだのは、ルカの元で高いレベルでバスケットができると思ったから」と話した。新外国人のランデン・ルーカス(23=米国)は「リバウンドと守備でA東京の勝利に貢献するプレーをしたい」と決意を話した。