Bリーグ2部(B2)東地区の仙台89ERSが22日、仙台市内で新外国人2選手の合流会見を行った。新たに加入したのは、オルー・アシャオル(29)とクレイグ・ウィリアムス(27)。この日は本格的な練習に初合流し、精力的に動いた。

 B1中地区の三遠ネオフェニックスから移籍したアシャオルは、身長200センチ、体重102キロのパワーフォワード。昨季は59試合に出場して584得点を挙げ、主将も務めた。新天地での意気込みを「得意なインサイドでのプレーを見てほしい。リーダーシップを取ってチームを引っ張り、必ずB1に昇格する」と心強い誓いを述べた。

 ウィリアムスは身長206センチ、体重130キロの大型センター。昨季はB2西地区の愛媛オレンジバイキングスに所属し、55試合で724得点を挙げた。仙台の街について「とても大きい街。地下鉄や電車で家族と散策して、大好きな焼き肉としゃぶしゃぶの店を探したい」と早くも気に入った様子。ファンへ向け「自分の強みはシュートの決定力。B1を目指して全員でプレーする」と誓った。

 後藤敏博ヘッドコーチ(50)は2人について「アシャオルは得点力に加えスピードもある。ウィリアムスは体の力があり、ゴール下でのシュートに期待している」と攻撃の軸に据え、得点力の向上を目指していく。【林野智】