個人総合決勝が行われ、昨年のリオデジャネイロ五輪代表で今大会の種目別フープ銅メダリストの皆川夏穂(イオン)が4種目合計68・425点で5位に入り、1975年大会の森野容子に並ぶ日本勢の最高成績を収めた。

 国際体操連盟によると、42年前の同大会では当時強豪国のソ連やブルガリア、東ドイツはボイコットしていた。

 16歳で初出場の喜田純鈴(エンジェルRG・カガワ日中)は合計62・700点で12位と健闘。19歳のディナ・アベリナ(ロシア)が74・700点で初制覇して種目別と合わせて3冠に輝き、双子の姉アリーナが2位。

 フープ、ボール、クラブ、リボンの4種目の合計得点で争われ、皆川は予選9位、喜田は同21位で上位24人による決勝に進んでいた。

 皆川の話 最後まで気持ちを切らすことなくやれた。少しずつ目標のメダルに近づいている。もっと練習して東京五輪のメダルを目指していきたい。

 喜田の話 4種目ノーミスは今までにない。(手具の)落下なしでできて成長した。次はもっと上を目指せるように準備したい。