社会人アメリカンフットボールの「Xリーグ」は17日から第3節に突入した。

 優勝候補の東中西3地区第1ランク3チームでは、西のパナソニックが3勝、東の富士通は2勝と無敗をキープしているが、中のオービックは1勝1敗の出だしとなった。これまで負けたことがなかったIBMに、5日の初戦で34-38と逆転負け。しかし、17日のノジマ相模原には14-0で完封勝ちした。QBは期待の新人イカイカ(ハワイ大)をケガで欠き、ベテラン菅原が2戦フル出場。チームを鼓舞している。

 そんな苦しい状況にあって、オフェンスではRB陣が活躍。新人の李(慶大)が2戦連続でリーディングラッシャーとなり、その活躍に刺激を受けたエース望月は、ノジマ戦で技ありのTDランを決めた。24日には地元にオール三菱を迎える。さらなる巻き返しが期待される。