バレーボール男子日本代表のエース石川祐希(中大)が26日、昨季に続いてイタリア1部リーグのラティーナでプレーすることについて東京都内で記者会見し「高さ、パワー、スピードは海外の方が上。その中に常にいるのは大事だと思う。昨季より試合に出て活躍したい」と決意を語った。

 石川は今月行われたワールドグランドチャンピオンズカップで右膝を負傷。中大の松永理生監督によると、内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治4~6週間。現時点で渡欧日は未定というが、石川は「今、自分がやるべきことはけがを治すこと。治ってから精いっぱいやりたい」と話した。

 同じく日本代表で中大の大竹壱青がドイツ1部リーグでプレーすることも発表された。

 大竹は「ドイツに行って成長できる部分もあると思うし、日本バレーの発展につながれば。1シーズンだけだが、頑張っていきたい」と意気込んだ。