4月に現役を引退したフィギュアスケート元世界選手権女王の浅田真央さん(27)が18日、横浜高島屋で始まった「浅田真央展」のサプライズゲストとして登場した。同時に新潟米コシヒカリと自ら厳選した新潟の食材を使用した「まおむすび」も、計200人に試食品をプレゼント。多数のファンが詰め掛け、一時はパニック状況になった。

 すべてはファンへの感謝と恩返しだ。現役時代の写真などが飾られた「浅田真央展」は29日まで横浜、12月13日から大阪高島屋、来年1月4日から京都高島屋、来年4月18日からジェイアール名古屋タカシマヤで開催される。

 浅田は「今年のアイスショーでみなさんに、感謝の滑りをした。まだまだ、いろいろな方に感謝の思いを届けたい。全国の方に見ていただいて、そのときのことを思い出してもらって、わたしからの感謝の思いが伝わればいい」と、展覧会開催の狙いを説明した。

 現役時代、練習の合間などに食べた大好きな、おむすび。コシヒカリと自ら厳選した新潟の食材でつくった「まおむすび」を1人1人、丁寧に渡した。合計200人。「200個はあっというま。たくさんの人に食べて味わってほしい」と続けた。

 先日、写真週刊誌に、フランス・ルーブル美術館で、元フィギュア選手で、現在はモデルとしても活躍するロマ・トニオロ氏(27)との写真が掲載された。初ロマンスと騒がれたが、本人は「すごく仲のいい、お友達です」と、恋人関係は否定した。トニオロ氏とは2月のイベントで知り合った。親しくしているが、ルーブル美術館も2人きりではなく、4人で行ったという。恋人関係は否定した一方で「これからの人生長いので、プライベートでもいろいろなところに、いろいろな人たちと行けたらいい」と話していた。