全日本柔道連盟は23日、来年の世界選手権代表第1次選考会となる講道館杯全日本体重別選手権(11月11、12日・千葉ポートアリーナ)の組み合わせを発表し、女子では52キロ級で17歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)が出場する。19日に世界ジュニア選手権を制したホープは2回戦から登場。

 女子で78キロ超級は今夏の世界選手権男女混合団体戦優勝メンバーで17歳の素根輝(福岡・南筑高)や、一昨年の全日本女王の田知本愛(ALSOK)が出場。63キロ級は昨年のリオデジャネイロ五輪5位の田代未来(コマツ)がエントリーした。

 男子は100キロ級で19歳の大器、飯田健太郎(国士舘大)が1回戦から出場。2012年ロンドン五輪73キロ級銀メダルの中矢力(ALSOK)は階級を一つ上げ、81キロ級で挑む。66キロ級で世界選手権3連覇や五輪2大会連続銅メダルを誇り、今夏から73キロ級に変更した海老沼匡(パーク24)は1回戦から出場する。

 今夏の世界選手権個人戦代表は出場が免除されている。