22日に終了した柔道の世界ジュニア選手権(ザグレブ)の日本代表が24日、成田空港に帰国し、女子52キロ級を制した17歳のホープ、阿部詩(兵庫・夙川学院高)は「今年の目標を一つ達成できてほっとしている」と穏やかな表情で話した。

 次戦は来年の世界選手権代表第1次選考会となる講道館杯全日本体重別選手権(11月11、12日・千葉ポートアリーナ)。既にジュニア世代では敵なしで「自分が見ているのはシニアの世界。絶対に勝たないといけない」と闘志を燃やした。

 女子78キロ超級優勝の素根輝(福岡・南筑高)も「結果だけ見ればいいが、内容が良くなかった」と向上心を口にした。