20年東京五輪のマラソンコース案の詳細が28日、判明した。

 メインスタジアムとなる新国立競技場を発着点とし、東京ドーム、浅草、銀座、皇居といった都心の観光名所を巡る。大会組織委員会は今後、自治体や放送関係者と調整した上でコースを確定し、国際陸上競技連盟の最終承認を得る。組織委がまとめた案では、新国立競技場をスタートして東へ向かい、水道橋の東京ドームを通過。神田、日本橋を過ぎて北上する。浅草・浅草寺の雷門前で折り返して一気に南下し、銀座、新橋を通って東京タワーにほど近い増上寺で再び折り返す。その後、皇居付近の二重橋を経由して西へと向かい、新国立競技場にゴールする。