ラグビー世界ランキング8位のフランス代表とのテストマッチで引き分けた、同11位の日本代表が26日(日本時間27日)、フランスから羽田空港へ帰国の途に就いた。シャルル・ド・ゴール空港で出発前、フランカーのリーチ・マイケル主将(29=東芝)が取材に応じた。

 今年最後のテストマッチを終えて「今回はよいチームができた。1人1人のコミュニケーションが良くなり一体感があった」と満足げに語った。一方で、19年W杯で8強を狙う上で「まだテストマッチの体力でない。もっと体づくりをしないといけない。もっとやれば(フランス代表にも)プレッシャーを与えられたと思う」と振り返った。

 8日からフランス遠征が始まり、18日に同14位のトンガ代表に快勝、25日にW杯で3度準優勝を誇るフランス代表に引き分けた。美食の国のフランスでたくさん肉を食べたが「帰国したらいきなりステーキに行きたい。フランスでも食べたけどやっぱり日本の肉がうまい。(同じチームの)徳永とバズ(浅原)と700グラム食べたい」と満面の笑みを見せた。