卓球男子シングルスでワールドツアー史上最年少優勝記録を持つ張本智和(14=エリートアカデミー)が将棋の藤井聡太四段(15)に挑戦状? 張本は7日、都内で行われた毎日スポーツ人賞の表彰式に出席。

 新人賞を受賞した後のインタビューでは「藤井四段に刺激を受けている」と同じスーパー中学生の名前を挙げた。張本が中学2年で、藤井四段は中学3年。張本自身も幼少期から将棋を指していたので「今度、お手合わせをしたい」と願望を込めた。

 今年は6月の世界選手権(ドイツ)でエース水谷隼を破り、史上最年少ベスト8を実現。8月のワールドツアー、チェコ・オープンではツアー史上最年少優勝も達成。躍進した今年1年の漢字1字を問われると、熟考した後に「実」と返答した。「しっかり実力がついた。今までまぐれもあったが、安定して強くなれた」と理由を説明。来年の目標に、1月の全日本選手権(15日開幕、東京体育館)男子シングルス初優勝、同年4月の団体世界選手権で日本を優勝に導くことを掲げた。