ビッグエア第4戦が行われ、女子は15歳の岩渕麗楽(キララクエストク)が90・00点の1組1位、藤森由香(アルビレックス新潟)は92・00点で2組1位となり、ともに各組上位4人の計8人で争う10日の決勝に進出した。

 男子で前回のW杯メンヘングラッドバッハ大会2位の大久保勇利(ムラサキスポーツ)も94・66点の2組1位で、各組上位5人の計10人による決勝へ進んだ。

 女子の広野あさみ(TJR)と男子の国武大晃(STANCER)は落選。

 ◆大久保勇利の話 4回転半で回りすぎたかと思った。何とか立てて良かった。決勝は競うというよりも、楽しんで滑れたらいい。

 ◆藤森由香の話 丁寧に滑ることを心掛けたら、きれいに決められた。予選を突破して、まずは安心している。

 ◆岩渕麗楽の話 大会の雰囲気にも慣れ、硬くならないで滑れた。決勝は攻めて、もっと演技ができればいいと思う。

 ◆広野あさみの話 練習していた技で着地もできたが、点数が伸びずに残念。五輪へ向けてまだ課題があると感じた。