バスケットボール男子日本代表は、19年ワールドカップ(W杯)に向け負けられない一戦を逃した。22日、横浜国際プールでW杯アジア1次予選の第3戦が行われ、世界ランキング52位の日本は、同57位の台湾に69-70で敗れた。1次予選3連敗となり、B組暫定4位に後退。東京オリンピック(五輪)で開催国枠を得るためにも、W杯出場が国際バスケットボール連盟(FIBA)への最大のアピールとなる中、大事な一戦を落とし窮地に立たされた。

 辻直人(28=川崎)が3点シュートを8本決めるなどチーム最多の26点を挙げるも勝利には届かず。11月の2戦ではメンバーから外れていた辻は「僕個人にとって代表に呼ばれるのは最後と思って思い切ってやった。どうしても勝ちたかった」と肩を落とした。