平昌五輪で銅メダルを獲得したLS北見の吉田夕梨花(24)とSC軽井沢クのスキップ両角友佑(33)の日本協会推薦ペアが、チーム柳沢を10-5で破り、3連勝と勢いに乗ってきた。

 第1エンド(E)で4点を先取すると流れを作ったかに思われたが、前日、好ショットを連発した両角が、「いけいけ」に変身。冷静さを失い第5、6Eでスチール(不利な先攻で得点)を許すなど崩れかけたが、吉田夕が「もう少し冷静になりましょう」と諭すと落ち着きを取り戻し、第7Eで5点を取り試合を決めた。両角は「いつもはもう少し淡々とやるんですが、カーリングに入り込み過ぎて、ちょっと盛り上がってしまった。冷静な人が相手で良かった」と感謝した。

 これで1次リーグ3勝1敗。午後にはチーム秋田と対戦する。両角は「1試合ずつ順調に上がってきている。あと2試合、まだまだ伸びしろある」と気合を入れた。

 大会は4月の世界選手権(スウェーデン)の代表選考会を兼ねている。