2020年東京五輪(オリンピック)・パラリンピック大会組織委員会は10日、大会イメージカラーを「紅色」「藍色」の2色としたことを発表した。

 この日行われた聖火リレー調整会議で報告した。武藤敏郎事務総長は「御祝いムードと伝統色という観点」と決定理由を説明した。

 2色は主に「ルック」と呼ばれる装飾に使われ、大会のイメージを大きく左右する。競技会場だけでなく、会場の最寄り駅からの道のりや、空港、主要駅、ランドマークとなる街などに、旗や横断幕、懸垂幕を設置し、大会を彩る。12年ロンドン大会では紫色、16年リオデジャネイロ大会では緑色が基調だった。