男子プロバスケットボールのBリーグ・レバンガ北海道は12日、札幌・北海きたえーるで14、15日のホーム京都ハンナリーズ2連戦に向けた練習をメディアに公開した。2月4日のアルバルク東京戦で左手舟状骨を亀裂骨折した牧全(25)が、18戦ぶりの公式戦復帰に向け、全体練習で汗を流した。「先週ぐらいから痛みはない。残り9戦。ちょっとでも取り戻したい」と意気込んだ。

 1月21日の川崎ブレイブサンダース戦では自己最多の18点をマーク。3点シュート4本すべてを決めるなど、絶好調の時に戦列を離れた。「残念で、2、3日は落ち込んだ」。手術でボルトを埋め込み、長期離脱を余儀なくされた前年と同じ場所の負傷。完全に折れていれば再手術も必要だったが、幸いにも今回は亀裂だけで済み、シーズン終了前に合流できた。

 離脱中に加入したディジョン・トンプソン(35)とは、米国・カリフォルニアに共通の友人がいることも分かった。練習ではディフェンス時の腕の使い方を学び、練習後には一緒にシュラスコを食べる。「(共通の友人がいて)『バスケ界は狭いな』と思いましたね。コミュニケーションは問題ない。あとは自分のゲーム感を戻すだけ。チームのエネルギーになりたい」。大逆転チャンピオンシップ進出へ、ワイルドカード圏内の栃木ブレックスと3ゲーム差。最後のピースがぎりぎりで戻ってきた。【中島洋尚】