国際スケート連盟(ISU)は16日、6月4~8日にスペインのセビリアで開く総会の主な議題を発表し、フィギュアではフリーで同一種類の4回転ジャンプを1度に制限する変更案が入った。

 技術点で各要素につける出来栄え点の幅をこれまでのプラス3~マイナス3の7段階からプラス5~マイナス5の11段階に拡大する規則改正案も諮る。男子では多種類の4回転を跳ぶ時代に突入しており、2月の平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)で66年ぶりのオリンピック2連覇を成し遂げた羽生結弦(ANA)はフリーでサルコーとトーループを2度ずつ組み込んだ。