パンパシフィック選手権(8月9日開幕、東京)の日本代表選手壮行会が27日、ジャパンオープン終了後に行われた。日本代表の主将は男子が萩野公介(23=ブリヂストン)女子が大橋悠依(22=イトマン東進)に決定。萩野は「ホームグラウンドなので、日本選手のパフォーマンスも上がると思います。夏に東京での国際大会はなかなかないので頑張りたい」と決意表明。

 02年横浜開催以来、16年ぶりの国内開催となる。今大会は初めて国別対抗戦の形式も導入された。1位300万円、2位200万円、3位100万円と賞金も設定されている。

 大会を盛り上げる「アスリートホスト」に、五輪2大会連続2冠の北島康介氏(35)が就任することも発表された。スーツ姿で壮行会に登場した北島氏は「結果を残す選手は残すでしょう。金メダルのチャンスがある大会だし、大きな国際大会で自己ベストを出せば、ステップにもなる」と日本選手団の期待。その上で活躍のこつを聞かれると「おれはパンパシの時は調子悪かったからねえ~。(アスリート)ホストでいいのかな」と笑っていた。