体操の東日本学生選手権最終日は27日、栃木県体育館で行われ、男子の個人総合で白井健三(21=日体大)が合計86・450点で昨年に続く2度目の優勝を果たした。

 得意の床運動、跳馬で15点台を出し、鉄棒でも「再現したかった」と1週間前のNHK杯と同じく完璧な着地を決め、3種目でトップ。安定感のある演技で2位の谷川翔(19=順大)に0・3点差をつけた。20年東京オリンピック団体出場と個人総合で2年連続のメダルがかかる10月の世界選手権(ドーハ)へ「余裕をもって、けがをしないよう練習」と話した。