競泳女子の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が4日、欧州遠征に向けて出発した。

 約2週間の遠征で3大会、合計12レースに出場する予定。夏のパンパシフィック選手権(東京)とジャカルタ・アジア大会に向けて、レース感覚に磨きをかける。池江は「すべての種目で表彰台に上がることが目標です。今の自分の立ち位置も確認できると思う」と話した。

 男子の渡辺一平(21=早大)は、パンパシ、アジア大会で対戦できない海外勢とのレースを求めて、欧州遠征に初参加となった。渡辺は「勝負強い選手になりたい」と強敵との対決を心待ちにしていた。