ラグビー日本代表は8日、イタリア代表とのテストマッチ第1戦(9日、大分銀行ドーム)に向け、試合会場で最終調整を行った。

 これまでの合宿の疲労も考慮され、ボールを使った全体練習は行わず、SO田村優(キヤノン)、フランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)を中心に各エリアでの決めごと、連係を口頭で確認した。

 リーチは「目をつぶっても出来るぐらい戦術は理解できている」とチームの成熟度の高さを強調。19年ワールドカップ(W杯)への試金石となる3連戦初戦に向け、「サンウルブズで準備してきたし、言い訳はできない。1発目から勝ちにいく」と話した。

 世界ランキング11位の日本は、過去1勝5敗の同14位のイタリアと9日、16日に2連戦を行い、23日に同12位のジョージアと対戦する。