「平成29年度JOCスポーツ表彰式」が8日、都内で行われた。

 平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)スピードスケート女子500メートル金、1000メートル銀メダリスト小平奈緒(32=相沢病院)は最優秀賞に輝いた。冬季五輪では史上最多13個のメダルを獲得した日本選手団の主将も務めた。「選手としても人としても試される貴重な経験をさせてもらった。東京五輪へしっかりとバトンをつなぐことができたのではないかと思う」と話した。

 今後については「究極の滑りを磨いていく。一瞬、一瞬に心を動かしていける時間を多くの人と共有し、刻んでいけたら」と抱負を口にした。また所属する相沢病院も最優秀団体賞を獲得。「苦しい時もいい時も同じようにサポートしてくださった。私自身もうれしく思う」と語った。