世界ランク12位の日本は同4位のロシアに0-3(16-25、22-25、23-25)で敗れて通算5勝6敗、出場16カ国中10位に後退した。ロシアは8勝3敗で3位につけている。

 日本は218センチのムセルフスキーを中心にしたロシアの高さに最後まで苦しんだ。今週から代表に合流したウイングスパイカー(WS)高松卓矢(30=豊田合成)、リベロ本間隆太(26=ジェイテクト)が先発出場。高松が強烈なサーブと思い切った攻撃で、本間も好レシーブで会場を沸かせ、WS浅野博亮(27=ジェイテクト)の巧みなスパイク、15点を挙げたオポジット大竹壱青(22=パナソニック)の活躍も及ばず、ストレートで屈した。

 大会は16カ国が世界各地で週に3試合ずつ5週にわたって総当たりの1次リーグを戦い、7月4日からの決勝ラウンドには開催国フランスと上位5カ国が出場し、優勝を争う。