男子プロバスケットボールBリーグの千葉ジェッツふなばしは27日、日本代表の司令塔も務める富樫勇樹(24)と契約を更新し、18-19年シーズンからの3年契約を結んだことを発表した。クラブは富樫の選手としての可能性を最大限尊重し、契約期間内でNBAや海外リーグに挑戦することも許諾しているという。

 富樫は「日本でプレーするならスタッフ、チームメート、ブースター、パートナーなどいろんなことを考え、千葉ジェッツふなばし以外ないと思いこの長期契約を結びました。また、今回の契約に関して、海外挑戦について理解していただいたことも長期的な契約につながりました。これからも皆様への感謝の気持ちを忘れず、千葉ジェッツふなばし、そして日本代表の勝利に貢献し、2020年の東京五輪という夢の舞台にも立てるように努力していきます」とコメントした。

 ◆富樫勇樹(とがし・ゆうき)1993年(平5)7月30日、新潟県新発田市生まれ。小1でミニバスケを始め、高校は米国のモントロス・クリスチャン校へ留学。12年にbjリーグ秋田に入団し、同年新人賞。13年は最多アシスト賞。14年には米NBAマーベリックス傘下レジェンズでプレーした。15年イタリアのクラブに入団するも本契約には至らず。15-16年シーズンから千葉。Bリーグの17-18年シーズン東地区優勝、リーグ準優勝。2季連続ベストファイブ。167センチ、65キロ。