競泳男子の萩野公介(23=ブリヂストン)が8日、東京辰巳国際水泳場でパンパシフィック選手権(9日開幕)の前日会見に臨んだ。

 大会の抱負を聞かれて「世界の強豪が、東京にきて、レースをする。その意味では、2020年(東京五輪)に向けては最後の機会かなと思う。楽しみにしています」と口にした。

 9日の第1日は、男子400メートル個人メドレーが行われる。昨年世界選手権金メダルのケイリッシュ(米国)と同銅メダル瀬戸との直接対決をいきなり迎える。萩野は「強豪はいるが、そのことはほとんど考えてないです。自分の泳ぎをするだけです」と話していた。

 同じく会見に出席した大橋悠依(22=イトマン東進)は「前半から積極的に出ていって、メダルを取りたい」と意気込んでいた。