第19回FINA世界水泳選手権2021福岡大会の記者会見が4日、都内で行われ、ジャカルタ・アジア大会で日本勢最多の6冠を獲得した池江璃花子(18=ルネサンス)、瀬戸大也(24=ANA)らが出席した。会見では大会コンセプトなどが発表された他、選手によるトークセッションが行われた。

3年後の大会に向けて「未来」をテーマにした質問では、池江は大会のロゴをイメージし、「NEW IKEE RIKAKO」とボードに記した。「東京が終わった次の年で、気持ちを切り替えて新たなチャンレンジをしたい。今は東京に向けてみんな頑張っているけど、21年もすごく大事。気持ちを落とさずに1年間トレーニングしていかないといけない」と、3日にインドネシアから帰国したばかりだが、思いを語った。

世界水泳は、15年に初めて日本代表入りした思い出の大会。「緊張して何が何だから分からないまま終わった」と振り返るが今は違う。「母国で行われる試合。しっかり結果を出したい」と目標を定める。

福岡は訪れたことがないと話したが、イメージを聞かれると「博多ラーメンとHKT48を思い出します」と即答した。「ラーメンが好きなので楽しみ」と笑顔だった。