バスケットボールBリーグのレバンガ北海道と千葉ジェッツが18日、北海道胆振東部地震で被害の大きかった厚真町を訪問した。前日17日に対戦した北海道の折茂武彦選手兼社長(48)と千葉の島田慎二社長(47)が両チームを代表して復興支援活動を行った。

同町役場の宮坂尚市朗町長(62)から被災状況の説明を受けた後に、10月18日現在も118人が集まる避難所を訪問。衣類など約500着と食料品2000食分を届けた。北海道の折茂は「いつも北海道の方には応援していただいている。こういうときだからこそ、我々が今度は被災された方々に元気を与えられるように今後も継続してやっていきたい」と話した。

島田社長は「今回試合のタイミングで何かできないかと相談させていただいて、こういう機会をいただいてありがたい。千葉からは距離はあるけどこういう大変な状況でもスポーツで元気を与えられるように発信していきたい」と被災地への思いを口にした。

両チームは前日17日の北海道-千葉戦(札幌・北海きたえーる)の会場でも売り上げの一部が被災地への義援金になるチャリティーTシャツの販売を実施している。試合は千葉が93-63で勝利した。