競泳男子200メートル平泳ぎの世界記録保持者渡辺一平(21=早大4年)が、EXILEらが所属する「LDH JAPAN」とマネジメント契約を結んだことが30日、同社から発表された。

渡辺は「2020年東京オリンピック(五輪)金メダルという最大の目標を達成するため、競技に集中できる環境が必要と考え、今回の契約に至りました」と報告。「今後は世界記録保持者として結果を残し続けるだけでなく、水泳の魅力をより多くの方々に伝えたいと思っています」とコメントしている。

渡辺は、大分県生まれ。14年にユース五輪200メートル平泳ぎで金メダルを獲得後、早大に進学。16年4月に日本選手権の同種目で2位となり、リオ五輪に初出場し6位。昨年1月、東京都選手権の同種目で2分6秒67を記録し、世界新記録を達成。今年8月のアジア大会では、100メートル平泳ぎ4位、同200メートルで銀メダルを獲得した。

同社はEXILEをはじめ、三代目J Soul Brothers、E-girlsらアーティストや、俳優、女優、モデルが数多く所属。スポーツ界では、格闘家の高谷裕之、岡見勇信、バレーボール栗原恵らが所属しているが、水泳選手は渡辺が初めてとなる。