Bリーグ新潟アルビレックスBBは19年初戦になる5、6日の第18節、京都ハンナリーズとアウェーのハンナリーズアリーナで対戦する。3日は長岡市中之島体育館で練習を行った。チームは現在3連勝と好調だ。自らも好調な今年36歳の年男、SF池田雄一(35)が精度の高いシュートで新年の白星発進に貢献する。

年が替わっても、池田に大きな意識の変化はない。「シーズンの途中ですから」。18年の最後の試合になった富山戦(12月29、30日)の後、12月31日、1日と2日間、チーム練習がオフになった。その間、ジムに通って下半身中心の筋トレ、ランニングなどを行った。いつもと同じ流れで京都戦に備えた。

状態はいい。ここまで3点シュートの成功率は40・2%、フリースローは同84・6%。要所できっちり得点してきた。「あまり選択肢を増やさないようにしている。迷いなく打てている」。自身の長所をシンプルに表現できている。

それを新年に入っても続ける。「3連勝していたことは、最近まで気づかなかった」と言うほど、目の前の試合に集中。チームは約半分の29試合を消化して中地区首位と、Bリーグ3年目で初めて首位で年越しした。「それで満足してはだめ。貯金を少しでも多くしないと。無駄にしてもいい試合はない」。今までと変わりなく、気持ちを引き締めて京都戦に臨む。【斎藤慎一郎】