石川佳純は2勝1敗で8強入りを決めた。第2試合の世界ランク10位フォン・ティエンウェイ(シンガポール)戦に0-3で敗れた後、約1時間の「緊急会議」を開いた。「馬場監督、母たちと戦い方について話し合った。普通、大会中に1時間はないですね」。

東京五輪選考シーズンを強く意識し「勝ちたいという気持ちばかりが先行していた」。3試合目は足を使ってリズムをつくる原点に立ち返り、3-0で「久々に良い試合ができて良かった」と納得の表情だった。