競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が25日、遠征先の欧州から帰国した。

約3週間の遠征では3大会に出場。22日のセッテコリ国際(イタリア)400メートル個人メドレーでは2年ぶりの自己ベストとなる4分7秒95で優勝した。日焼けした瀬戸は「今回の遠征は100点満点。思い通りにやれている」とにっこり。

7月の世界選手権では同種目で2大会ぶりの王座奪還を狙う。最大のライバルは同じ94年生まれのケイリッシュ(米国)で自己ベスト4分5秒90を持つが、瀬戸もまだまだ記録更新に手応えを持っている。「泳ぎがどはまりすれば、(自己記録から)3秒は上がりそう。バタフライで1秒、背泳ぎから平泳ぎで0・5秒ずつ、自由形で1秒。世界選手権は400メートル個人メドレーを中心に考えているし、金をとっていけるところまでいきたい」と気合十分だった。