社会人2年目の不破聖衣来(せいら、23=三井住友海上)が、16分3秒70の5位に食い込んだ。

11日に続き、今シーズン2度目となったトラックレース。第2集団でレースを展開した。自己ベスト(15分20秒68)には及ばなかったが、後半もペースを刻み続けた。「後半に向けて動く感じはあったので、1万メートルに向けてはいいイメージになった」と手応えを口にした。

昨年4月に拓大から三井住友海上に加入し、5月の東日本実業団選手権1万メートルでデビュー。日本人3位の5位入賞となった。同11月の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)では最長3区で6人抜きの区間6位となった。今年2月の全日本実業団ハーフマラソンでは初挑戦ながら4位にも食い込んだ。

9月の愛知・名古屋アジア大会代表選考も兼ねた5月10日の木南道孝記念大会では1万メートルにエントリー。 ただ、「アジア大会は現実ではない」と説明する。12月開催の日本選手権1万メートルの参加標準切りが目標という。

昨年の世界選手権東京大会代表の田中希実(豊田自動織機)も参戦しており、「本当にメンバーが豪華。おこがましいけど、一緒に走るのが楽しみ」と笑顔を見せる。

木南記念後はマラソンデビューに向けた調整に入る予定という。

「今年度中にはマラソン挑戦を視野に入れてはいる。1万もその通過点。今年はマラソンに向けての挑戦の年にしたいと思っている。出るからにはMGCを狙っていきたい」。飛躍のシーズンを誓った。【泉光太郎】