6日、F1第14戦イタリアGPの金曜フリー走行が行われ、地元フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。

1回目も2回目も雨まじりの難しいコンディションでスピンやクラッシュによる赤旗が相次ぐ中、前戦ベルギーGPで自身初優勝を挙げて勢いに乗るルクレールは1分20秒978のトップタイムを記録。地元イタリアの観衆を大いに沸かせた。ただしメルセデスAMGのルイス・ハミルトンもわずか0.068秒差で2位につけ、フェラーリのセバスチャン・フェッテルが0.201秒差の3位、メルセデスAMGのもう1台バルテリ・ボッタスは0.369秒差の4位と前戦よりもきん差の様相を呈している。

ホンダは前回ベルギーでスペック4パワーユニットを投入しなかったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とピエール・ガスリー(トロロッソ)にも投入し、この2台は最後尾スタートのペナルティが決定。スロットル全開率が80%近い超高速のモンツァだが、フェルスタッペンは0.372秒差で5位につけ、新加入のアレクサンダー・アルボンは0.611秒差ながら6位、ガスリーも7番手で続いた。(米家峰起通信員)