フィギュアスケートのGP第6戦NHK杯の公式練習が23日、会場の真駒内アイスアリーナで行われ、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)金メダリストのアリーナ・ザギトワ(17=ロシア)が参加した。前夜のショートプログラム(SP)では66・84点の4位。17年11月のフランス大会以来、2年ぶりにSPで上位3人に入れなかった。首位発進したコストルナヤ(16)など、同門の若手の勢いが女子界を席巻する中で、巻き返しのフリーへ調整に励んだ。

曲かけでは冒頭の3回転ルッツ-3回転ループをクリーンに決めた。SPでは後半のループがつけられずに得点を伸ばせなかったが、きっちり決めきった。続く2回転半-3回転トーループも難なく降りた。

練習前には犬と触れ合う姿があった。平昌での金メダルのご褒美に秋田犬を贈られ、「マサル」と命名してかわいがっている。この日は会場からウオームアップ場に徒歩で向かう道で、散歩中の柴犬を見つけると、優しくなでて笑みがこぼれた。飼い主によれば名前は「くるみ」で13歳のメス。前夜は硬い表情が目立ったが、心が安らぐ一時となったはずだ。