関学大が早大を下し、2年連続30度目の学生日本一に輝き、1月3日の社会人との日本一を決めるライスボウル出場を決めた。

3-7でリードを許した第2クオーター(Q)、相手陣8ヤードからQB奥野耕世(3年)からのパスをWR阿部拓朗(4年)がキャッチしTDを奪い10-7に。さらに、このコンビで4ヤードのTDパスを成功させリードを広げた。この後、相手にTDを奪われるも、FGで突き放し、前半を20-14で折り返した。

第3Q、RB前田公昭(2年)が相手ディフェンスをすり抜け、42ヤードのランで追加点。だが、直後にTDを返され6点差に。さらにTDパスを奪われ27-28で逆転を許した。

今季限りで退任を発表している鳥内秀晃監督(61)には、監督として12度目の優勝。最後の甲子園を制した名将は、関学大として2度目のライスボウル制覇を目指す。