競泳女子の大橋悠依(24=イトマン東進)らが19日、遠征先のオーストラリアから帰国した。日本代表候補の遠征で現地ではレースに出場。

大橋は400メートル個人メドレーで4分32秒57で優勝。「いいタイムだったと思う。もっと練習していけば、自己ベスト(4分30秒82)も出せると思う」と手応えを口にした。

これで今年のレースを終了した。2019年の印象深いレースを聞かれて、世界選手権400メートル個人メドレー決勝を上げた。200メートル個人メドレーで泳法違反による失格から立て直して銅メダルを獲得。「苦しい中でもメダルがとれて1歩1歩成長できたしていると感じた」と振り返った。

また今年の漢字を聞かれて「辛」と表現。「つらいじゃなくて、からいです。うまくいかないことがあってしんどいなと思った」と説明。最後は「来年は棒を1本増やして『幸』せにしたいです」と笑顔を見せていた。

五輪イヤーは東京都新春(来年1月11、12日、東京辰巳国際水泳場)で初レースを行う。