馬術の総合馬術で4大会連続のオリンピック(五輪)出場を目指す大岩義明(43=nittoh)と、障害飛越で3大会連続出場を目指す武田麗子(35=杉谷乗馬クラブ)夫妻が10日、都内で取材に応じ、ともに「夫婦で自国開催の東京五輪に出場できたら」と語った。17年7月に結婚し、翌年には長男陵宗くんが誕生し、この日は親子3人で登場した。

現在はドイツに拠点を置く。武田は息子を保育園に預け、お迎えの午後1時ごろまでに練習を終え、午後は子どもの世話と夕飯の準備などを行うサイクル。武田が夕食を作れない時は、大岩自身が作ったり、部屋の片付けを担当したりと、夫婦で協力し合いながら、競技生活を続けている。

武田は「ママになっても目標、夢に向かって頑張っていけるというママの希望になれたら」と話した。馬術の東京五輪代表は6月に決定する。