昨季個人総合覇者の小林陵侑(23=土屋ホーム)が128・5メートル、132メートルを飛び、合計239点で3位に入った。

1回目4位から順位を上げ、3戦ぶりに表彰台に立った。同じ所属先の葛西紀明(47)が持つ日本男子最多通算17勝まであと1勝に迫っており、地元での記録達成を期待されたが、持ち越しとなった。「アプローチでスピードが出ていない」と振り返った。

札幌大会は、13勝を挙げた昨季でも最高3位だった。「なかなか勝たせてくれない」と、優勝の難しさを感じる。「これからもW杯は続く。ビッグジャンプをして日本のジャンプを沸かせられたらうれしい」と、残りのシーズンへ、気持ちを切り替えていた。