ウィザーズの八村塁(22)が本拠地でのブルズ戦で先発し、出場約32分間で20得点、4リバウンド、3アシスト、2スチール、2ブロックをマークした。

鼠径(そけい)部のけがから今月復帰後4試合連続の2桁得点で、20得点以上を挙げたのは昨年12月6日以来6度目。守備でも見せ場をつくった。日本人ルーキーの活躍で、チームは126-114で快勝した。

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復帰後初めて30分以上出場した八村は、「最初からアグレッシブに行って、後半も落ちないように保てた」。

試合序盤に相手のシュートを阻止すると、その約1分半後には、こぼれ球を奪って豪快にダンクシュートをたたき込んだ。戦列に戻って4戦目で初めて20得点をマークしたうえ、リバウンド、アシスト、スチール、ブロックショットと、主要な個人記録の5項目すべてで「2」以上をマーク。得点力だけでなく総合力を示した。

離脱中にプレー映像を何度も確認したことで、「これまで見ていなかった部分を分析できた。それがいま生きている」とうなずいた。