バスケットボールのB1秋田ノーザンハピネッツ(東地区5位)にとって絶対に負けられない2連戦が始まる。新型コロナウイルスの影響で2月28日からリーグ戦は中断していたが、今日14日から無観客で再開。アウェーSR渋谷(同4位)と連戦を迎える。秋田と同チームは現在8ゲーム差。苦しい状況だが、直接対決は残り6試合ある。順位逆転、目標のチャンピオンシップ(CS)進出へ「打倒渋谷」を合言葉に戦う。  

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秋田にとって2月16日の琉球戦を終えてから約1カ月に及ぶ中断は、特別指定選手として1月に加入した多田武史(22=拓大)、西野曜(21=専大)ら若手がチームになじむポジティブな期間になった。

多田はここまで11試合に出場。昨年の関東大学バスケットボールリーグ2部で3ポイント王になり、拓大を1部に導いた。「3ポイントは(プロでも)それなりに手応えを感じていますが、フィジカル、ディフェンス面はまだまだです」。チームとして3点シュート成功数はリーグワースト3位、成功率が同2位と長距離シュートを苦手にしている。多田の成功率は現在37・8%。出場機会増へ4割台を目指す。

西野は2試合で計2分23秒しかプレーしていないが、198センチの長身で、アウトサイドのシュート、ドライブもできる器用な選手。昨年の全日本インカレでは優秀選手賞、得点王にも輝いた。「大学ではチームの中心を任され、自由にプレーしていたが、秋田ではルーキー。自分の役割を理解することをもっと考えないといけないと感じましたし、プロに入りディフェンスが一番成長しました」。加入から1カ月半だが、手応えを示している。