バスケットボールBリーグのレバンガ北海道は20日、米国出身のケネディ・ミークス(25)との契約解除を発表した。

新型コロナウイルス感染拡大にともなう健康面の不安などもあり、本人からの申し出がありクラブと協議を重ねていた。同選手はクラブを通して「新型コロナウイルスが引き起こした状況により、自分と家族の健康を最優先に考えました」と経緯を説明した。

ミークスは中止となった14日川崎戦で試合直前に37・3度の発熱を伴う体調不良を訴えていた。翌15日には平熱に戻ったが、クラブの判断で帰道していた。その後は体調も回復していたが、チームに再合流することはなかった。出身の米国でも国務省が19日に海外渡航の中止を勧告するなど感染が広がっている。海外に居住する米国人の入国も制限される可能性もあり、クラブによると同選手は20日に帰国に向けて新千歳空港を出発した。

ミークスは今季北海道に加入し計31試合に出場。チーム2位の650得点、同1位の337リバウンドで主力として活躍していた。帰国にあたり「レバンガでプレーできたことは本当にありがたく思ってます。皆様の応援、サポートには感謝の言葉しかありません」とコメントを残した。