日本カーリング協会は15日、世界連盟がパシフィック・アジア選手権(11月7~14日、北海道・稚内)の開催を発表したことを受けて、関係者のコメントを発表した。

大会実行委員会委員長も兼ねる稚内市の工藤広市長は「我がまち稚内で、パシフィック・アジアカーリング選手権が開催されることを心から歓迎します。今年5月に待望の通年型カーリング場が完成し、稚内市民のみならず、日本全国のカーリング愛好者から喜びの声が届いていたところですが、本施設は付帯設備も含めて、10月にグランドオープン予定であり、オープンを記念して、同選手権が開催されますことを大変うれしく思います」とした。

また稚内協会の富田伸司会長は「日本最北端である稚内市においてパシフィックアジア選手権が開催され、各国の代表チームを迎えられることは大変光栄であり、心から歓迎いたします」とした。

同選手権は、世界選手権の出場枠がかかる大会で22年北京五輪につながっている。会場の稚内市みどりスポーツパークは同選手権が「こけら落とし」となる。

ただ同選手権を主催する世界連盟は、今後の世界的な新型コロナウイルス感染状況を鑑みて、準備をしていく方針。選手、関係者の安全と健康が、最も重要という立場を表明している。