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今日の誕生日

小松原美里(1992年) →Pick Up!


Pick Up! 小松原美里

日本アイスダンス界を引っ張る岡山出身のスケーターが、28歳となりました。選手名鑑へ

7月1日の新シーズンスタート時には日本スケート連盟を通じて「昨年のけがのおかげで、皆様の前に出て滑れるという事がどれだけ私にとって幸せな事か分かりました。オリンピックに向けて毎日精進します」とコメント。夫のティム・コレトと22年北京五輪を目指す旅が、20~21年シーズンはさらに本格化します。

数々の選手とパートナーを組み、力をつけてきた小松原がトライアウトをきっかけにコレトと歩み始めたのは16年4月でした。17年1月23日に結婚すると、17~18年のシーズン後にカナダ・モントリオールへ。強豪国で引き出しを増やしました。

昨夏には氷上で頭を2度強打。頭部外傷、脳振とう、外傷性頸部(けいぶ)症候群と診断を受け、競技復帰後も症状に苦しみました。それでもコレトは8月中旬から2カ月間、1人きりで滑りながら、復活を待っていてくれました。今年2月の4大陸選手権後には小松原が「痛みを考えないで出られた初の大会。この経験は大きかった」。新型コロナウイルスの影響で3月の世界選手権は中止となりましたが、前向きになれるきっかけとなりました。

リンクを離れると、シングルやペアを含めた後輩選手の良き姉貴分。19年の世界国別対抗戦では日本チームの主将を務め、後輩の坂本花織、紀平梨花らと応援席でも仲間を盛り上げ、背中を押していました。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2016年4月1日
2016年4月1日

16年4月、フィギュアスケート世界選手権・男子フリーの演技を終え、キスアンドクライで悔し涙を流す宇野昌磨(左)。右は樋口美穂子コーチ。


今日の出来事

29歳イケメン振付師と五輪へGO! 18年平昌五輪出場を目指す三原舞依と坂本花織が岩手・盛岡市で合宿を公開(2017年)

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